ごあいさつ

海送舎

『海送舎』の柳川です。
弊社は正直申しまして、個人経営の小さな散骨サービス会社です。
ですが、それ故に個々の散骨を希望される方々・望まれた故人の方々の思いに、細やかにお一人お一人現地までお供し、私自身いつの日かそう望むように、海で安らかに眠れますよう ご遺骨と共に海へと漕ぎ出して、厳粛に心を込めてお送りしております。
私どもの海送が、故人様の安らかな永眠の一助になれば幸いかと存じます。

起業に至った訳

 日本人はとかく生前から没後の事を考えたり、話し合ったりする事が苦手というか、タブー視していたりする方が多いです。
逆に元気なうちだからこそ、自らの死生観や旅立ちについて、考えたり周りの者に意思表示する。それはとても大切な事と思います。

私自身、30代の頃から頻繁に海に出る事や、友人の死などの出来事をきっかけに、遺言を書くようになりましたが、その中には「遺骨は地元の海へ」との一文があります。

ところがよくよく考えると、その言葉を残された家族は現実的には対処に困りますよね。地方ですし、他親族の考え方や宗教観もさまざまですから、葬儀自体をせずに海洋散骨葬のみ。という訳にもいかないでしょう。
そうなると通常の葬儀のあと散骨業者に多くあるセレモニー型の散骨で再び数十万円かける。なんて私自身残された遺族に申し訳なく思いますもの。

ですから、私の場合は幸いシーカヤックをやっておりますので、家族へは通常の葬儀後に、遺骨を私のカヤック仲間に託すように伝えています。

しかしふと私と同じように「じめじめした墓の暗がりより・・」や「いずれ無縁仏になるなら・・」と、海で眠りたい・旅立ちたい。しかも、思い入れのある海や故郷の海で。 と考えている人もいるのでは?と思い立ちました。
そして長年海へ出てきて、「自由に海を渡れる」シーカヤック乗りの私ならではの「お役立ち」があるのではと、このサービスを始めました。

もちろんボランティアではなく、商売としてやらせて頂くので、一定の収益をサービス料としていただきますが、なにより、旅立ちに対して、私自身と同じような望みを抱き亡くなられた方々や、その思いを叶えてあげんとするご遺族のお力になれればこの上ない喜びです。

会社概要

事業者名 海送舎
事業主 柳川 美代子
所在地 〒510-0961  三重県四日市市波木町1077-99
ホームページ http://kaiso-local.com
メール info@kaiso-local.com
TEL TEL 059-358-5568
お申込み方法 Eメールまたは電話